私の愛馬物語

今までたくさんの馬と出会いまた別れて来ました。その中でも特に心に残っている馬の思い出を綴ります。
やっぱり一番は『阿蘇』
阿蘇は紅鹿毛、流星のとてもきれいな牡馬で、初心者の頃からずっとお世話になっていて、スタッフになった時からは、レッスンを教えてくれたかけがえのないパートナーでした。人に見られる事の大好きな明るい性格の実直な馬でした。多分私の記憶がたしかなら、平成７年１月６日に永眠しました。その頃私は子供を産んだ後でスタッフではなく家にいました。その日朝から落ち着かなくて何故か乗馬センターに行かなくてはと何も手につかなかったので、お昼をすませてからセンターに行くと「もう電話いきました？」とスタッフの一人に声をかけられました。そしてちょっと前に阿蘇が死んだ事をきいたのでした。虫の知らせというのでしょうか、後にも先にも肉親にも無くこれ一回です。阿蘇が死に目に会えるように呼んでくれたのでしょう。一番心に残っている馬でした。